クラブワールド

British Airways

概要

2000年にBritish Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)から依頼を受けたプロジェクトは、tangerineにとって様々な挑戦がありました。「従来の飛行機での旅行を刷新し、これまでになかった新しい時間や空間を実現するという、予想していた以上の高いハードルがありました」。このプロジェクトに着手した時期は、航空業界にとって厳しい時でした。グローバル経済は急下降し、燃料費も急騰。また、競合他社の追い上げも厳しいものでした。大手航空会社は皆、競合他社との差別化につながる要素を懸命に探していました。そこで、tangerineがBritish Airwaysに提案したのが「Project Dusk(プロジェクト ダスク)」でした。これは、同社のClub Worldビジネス キャビンに適した独創性の高いデザインソリューションであり、クライアントにとってのビジネスマーケットを再定義し、より多くの利益を生み出す機会の創出を目指しました。

重要なインサイト

「Project Dusk(プロジェクト ダスク)」を成功に導くには、ビジネス旅行者の心理や、航空機の物理的な制約を十分に理解することが求められました。「乗客は、機内を自由に動き回れるような空間を求めています。乗客のニーズを知り、細部まで検討したうえで、自分たちが得た情報を活用するのが、デザインを決める際に最も重要になります」(Martin Darbyshire、tangerine CEO)飛行中に身体を休められるということは、Club Worldにおけるに上質な顧客体験の中心的要素です。飛行機の座席が快適でないと、ゆっくりと睡眠を取ることもできません。また、フルフラットシートの導入も、今回のプロジェクトで重要な意味を持っていました。

British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)プランビュー

British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)ビジネスクラス席

ソリューション

今では世界的に有名になった特許取得済みのアプローチ yin-yang(インヤン)を採用して、航空機インテリアのデザインを刷新しました。シートの位置は、機体前方に向かって配置される従来のタイプの代わりに、前方と後方それぞれに面したシートをペアで配置しました。「キャビンスペースを、今回のような形で変えることを考えた企業は、これまでありませんでした。こうした機内の内装デザインの刷新により、British Airwaysが、ビジネスクラスに6フィートのフルフラットシートを8席分導入することを可能にしました」(Matt Round、クリエイティブディレクター)British Airways の顧客は、広々とした空のラウンジを堪能しています。客室乗務員たちも、こうした新しい内装に非常に満足しています。British Airwaysは、今回のデザインの刷新に投じた費用を、12か月以内に回収しました。

5年後、数々の受賞歴を持つtangerineの仕事に関心を持ったBritish Airwaysは、ビジネスクラスのキャビンのリデザインを依頼しました。シートの位置を僅かに変えるだけで、次世代型のフラットシートの幅を25%アップさせることに成功しました。もちろん、キャビン内のシート数は変わりません。2013年にボーイング ドリームライナーが導入された際、tangerineは787とA380機のビジネスクラス向けキャビンに、前後互い違いの向きを持った座席レイアウトによる2-3-2のレイアウト設計を行いました。

BA フルフラット ビジネスシートBA インヤンシート British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)ビジネスクラス席

デザインストーリー

クライアントの声

クライアントの声:

「tangerineは、飛行機のキャビンやシートのデザインに関して最高峰の会社だと考えています。実際のプロジェクトでも、お互いが協力して業務を進め、最高のコラボレーションを実現することができました」

(Peter Cooke氏、British Airwaysデザインリード)

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