tangerineがJAL A350-1000キャビンインテリアで「Crystal Cabin Awards 2024」ファイナリストに選出

Crystal Cabin Awards協会は、今年の受賞候補リストを発表しました。
Crystal Cabin Awardは、航空機キャビンの革新性を称える権威ある賞で、キャビンコンセプト、キャビンシステム、健康と安全、IFEC(機内エンターテインメント・接続サービス)&デジタルサービス、素材とコンポーネント、乗客の快適性、持続可能なキャビン、大学部門の8つのカテゴリーがあります。受賞者は、5月28日にハンブルクで開催される年次イベント「Aircraft Interiors Expo」の一環として発表される予定です。
Hamburg Aviationが主催するこの年次アワードには、今年72件のエントリーがあり、航空機キャビンの革新において最も権威のある賞の一つとされています。協会によると、ノミネートされたリストには、革命的な座席コンセプトから持続可能なキャビン素材、先進的かつ包括的なエンターテインメントシステムに至るまで、幅広いイノベーションが反映されています。
日本航空(JAL)の新型A350-1000のキャビンインテリアは、同航空会社とイギリスのデザインエージェンシーtangerine、Safran Seats、Recaro Aircraft Seatingのコラボレーションによって実現したものです。このキャビンは、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの4つすべてのクラスで、日本独自のイノベーションを取り入れています。全クラスで日本の美学とエレガンスを感じさせるシートが採用されており、ビジネスクラスとファーストクラスでは、座席に内蔵されたスピーカーを使用した世界初のヘッドホン不要の機内エンターテインメントシステムを楽しむことができます。
また、ファーストクラスでは、3人で利用できるダイニングエリアや、超広幅のベッドに変換可能な座席が特徴です。プレミアムエコノミーでは、電動式の自動リクライニング機能や、キャビン中央部の座席間に固定された仕切りによるプライバシー向上が一つの特徴となっています。
未来へのフライト:Crystal Cabin Award 2024ノミネートリストが発表されました
The annual Crystal Cabin Award showcases exciting visions of how passengers will experience the future of air travel, honouring the best and most creative solutions. The Crystal Cabin Awards expert jury has now selected the finalists for 2024, putting forward 25 entries that offer a fascinating glimpse into the future of flying, from environmentally sustainable cabin walls to accessible onboard entertainment and revolutionary seating concepts.
THESE FINALISTS ARE SOARING TO NEW HEIGHTS, CRYSTAL CABIN AWARD 2024
